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スーツ生地に使われる天然繊維と化学繊維の種類と選び方!



あなたは何を基準にスーツを選ぶ?

結論、スーツ選びでは「生地選び」
が最も大切なポイントです!

生地の種類について

生地の種類には「化学繊維」と
天然繊維」の2種類があります。

化学繊維の生地の種類

●無機繊維・・・金糸・銀糸
●再生繊維・・・レーヨン・キユプラ・ポリノジック
●半合成繊維・・・アセテート・トリアセテート
●合成繊維・・・ナイロン・アクリル・ポリエステル

【合成繊維】主な特徴

【アクリル】柔らかい、ウールのような特徴
     (セーター、毛布など)

【ナイロン】強い、シワになりにくい、通気性は悪い
     (ストッキングなど)

【アセテート】ドレーブ、光沢、輝き、安い、
       水に弱くシワになりやすい

【ポリエステル】熱や水に強い、シワになりにくい、
        安い

【スパンデックス】柔軟、伸縮、快適

【レーヨン(人工絹糸)】木材パルプが原料の再生
            繊維。通気性はよい。
            染色性はよい。光沢があり、
            シワになりやすい
           (裏地などで使用)

※基本合成繊維はレーヨン以外、通気性はよくない

天然繊維の生地の種類

●植物繊維・・・綿・麻
●動物繊維・・・絹・羊毛・山羊毛
●鉱物繊維・・・アスベスト

天然繊維(素材)の主な特徴

(天然繊維)コットン(綿)

【メリット】

通気性が良くて快適、静電気が おこり
にくい。

染色性が良い。全てのアパレル素材に
適している

【デメリット】

欠点はシワになる、縮む、光沢が乏しい

(天然繊維)麻(あさ)

【メリット】

通気性が良くて快適、静電気がおこりにくい。

丈夫、汗をすいやすい、光沢がある

【デメリット】

欠点はシワになりやすい

(天然繊維)ウール(羊毛)

【メリット】

保湿力がある、通気性が良い、弾力がある

染色性が良い。全てのアパレル素材に
適している

【デメリット】

欠点は、虫に弱い、津用洗剤に弱い
縮む、乾きが遅い

(天然繊維)シルク(絹)

【メリット】

他の天然繊維や合成繊維では出すことが
できないナチュラルで美しい光沢

吸湿性・放湿性に優れていて、静電気が
起きにくい

【デメリット】

欠点は、色落ちする、水、摩擦、熱に
弱い、黄ばみ易い

(天然繊維)モヘア

モヘアは「アンゴラヤギ」の毛から
作られた天然繊維。

強い、光沢、高級素材で、ふわっと
した質感、毛足が長くて通気性が良い。

また、なめらかで、吸湿性に優れて
いるという特徴がある

(天然繊維)カシミヤ・キャメル

カシミヤは、軽さと保温性・保湿性に
優れ、柔らかい肌さわりと上品な光沢感
と風合いがあり、弾力性に優れ型崩れ
しにくい。

一方で、キャメルの毛はカシミヤよりは
太く羊毛より細い。

そのためカシミヤのようなトロリとした
柔らかさよりもややコシがある手触りと、
羊毛のようなチクチク感が少ない事が
主な特徴

(天然繊維)アンゴラ

アンゴラの特徴は、繊維が長く、
なめらかな風合いで、毛が白く、
絹のように細く、光沢がある。

また、毛の中心が空洞になって
いるため、保温性にすぐれ軽い。

スーツ生地の主たるものはウール(羊毛)

現在は、ナイロンをはじめたくさんの
人造繊維(合成繊維)が開発されて
いるが、未だに総合点で羊毛を超える
ものは出てきていない。

ただ一方で現在では、伸縮性を出す
ため、生地にポリウレタンという
人工繊維(強度はゴムの2~3倍)を
入れたストレッチウールやストレッチ
コットンなど多く出回っている事も
確かなんですね。

スーツの生地 SUPER 100’sって?

高級服地によくみられる
「スーパー100’s」などの表示は、
重さ1キロの原毛から何キロメートル
の長さの糸をひくことができるかと
いう基準で織られた糸の太さを表示
するものです。

この数値が大きくなればなるほど細く
長い糸で織られた生地になり、値段の
高い素材に。

一般的に通常使いでは、スーパー80’s
から100’s程度がおすすめですが、
やはり高級感を出したい場合は、
スーパー120’s前後かそれ以上だと
素材の光沢を楽しむ事ができます。

四季別に最適な素材(スーツ&シャツ&ネクタイ)の組み合わせ

日本は四季がハッキリしている!

四季に合った素材を身に着けるか
どうかが与える印象と密接に
関わってくる、という事は覚えて
おきたいところ。

素材もシーズンごとに分けると、より
印象がよくなり、服装への気づかいを
感じさせます。

以下では四季別に、スーツとシャツ、
ネクタイの相性がいい素材について
お伝えいたします。

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