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オーダースーツ&ジャケパン初心者必見!3つのオーダーの種類&方法

選んだ生地から、スーツやジャケットに
仕立てる(縫製)事を
オーダーメイド(Order made)と言います。

今回は、オーダーメイドの種類・方法
によるその違いを分かりやすくお伝え
していきます。

そんな「オーダーメイド」とは、
ひと口に言っても、大きくは、

パターンオーダー

イージーオーダー

フルオーダー」と、

3つのオーダーの種類・方法があります。

手間、コスト的には、
パターンオーダー < イージーオーダー < フルオーダー
の順に上がり、価格的にも高くなっていきます。

・フルオーダー(およそ¥200,000~)

・イージーオーダー(およそ¥50,000~)

・パターンオーダー(およそ¥30,000~)

上記の価格は、国内調査での価格
ですが、最初は価格の違いからお伝え
した方が分かりやすいかもしれませんね。

価格以外ではどこがどう違うのか?

まずフルオーダーとは、

一顧客のために型紙をおこし、
仮縫いでのフィッティングを経て、
基本的にはハンドソーン(手縫い)にて
(ミシンを使用する部分はあるものの)
縫い上げ完成するもの。

(※但し仮縫い=フルオーダーではない)

あくまでもフルオーダーは古くから
用いられてきたフィッティング方法の
一部です。

なので、これから以下でお伝えする、
イージーオーダーであっても用いられる
場合もあります。

基本的にはとても手間のかかる方法で、
フルオーダーでスーツを誂えるいう
ことは、そのテーラーの技術と手間や
生地に、ある意味お金を払うという
事です。

もちろん生地によっても、時代に
よっても違いますが、

およそ1~1.5人分の月給を払うくらいの
イメージです。

納期も仮縫いが入ったとすれば
大体3ヶ月~5ヶ月~、それ以上の場合も
あります!

イタリアのサルトなんかですと、
半年~1年程度、混んでいれば数年後
とかというのもあります。

イージーオーダーって?

(1950~60年代)はオーダースーツが
手縫いであることが一般的でした。
(※一部ミシンは使われていました)

ただこの時代にも既製のスーツも
ありましたが、オーダーの場合、
まだまだ敷居も高く今より遥かに
高価な代物でした。

フルオーダーのように、一から型紙を
おこし手で縫い上げる、というのは
人件費がかかるのももちろんのこと
生地も今よりはるかに高価でした。

手間もかかり、生産効率も今のように
高いわけではなかったためです。

オーダーメイドのスーツにかかる原価の
最たるものが「縫製代」と「生地代」です。

当時、
「背広の誂えは月給数ヶ月分程度かかる」
というのが相場だったそうです。

その中でより手が届きやすい価格で
オーダーメイドのスーツを作ろうという
機運が高まり、やがて生まれたのが
イージーオーダーと呼ばれる方式。

一言で言えば仕立て屋がやっていた事を
生産ラインに載せてできるようにした
ということです。

そんなイージーオーダーは、生地選びのあと、
縫製工場独自のCADコンピューターで
求められた仕様(マスターパターン)の
ゲージ服の中から、体型、寸法数値から
一番近いパターンをセレクトして試着。

ピン留めなどを行い、いかり肩や猫背
などの体型補整を確認します。

シルエット、デザイン、ディテール、
オプションを選んで縫製工場に送ります。

ほとんどをマシンメイドで仕立てます。

オプションでボタン、裏地を選ぶことも
できますが、場合に依っては追加料金が
発生することがあります。

仕立てにも、ランクによって工賃(縫製料)
もそれなりの差があり、どの工場の、どんな
ランクの仕立てにするかは、各オーダー店に
よって異なります。

パターンオーダーって?

パターンオーダーとは、その言葉の通り
既製品と同じようにパターン(型紙)が、

既に完成しており袖丈やパンツウエスト、
股下など若干のカスタマイズ箇所をもって
受注生産を行うオーダーメイドシステムです。

金額的に最もお手軽なオーダーとして、
認識されている方も多いと思います。

確かに1万円台からオーダー出来るような
ものは調整を限定して簡略的なオーダーが
多いのですが、

だからと言って決して、
安いオーダー=パターンオーダーとは
限りません。

パターンオーダーのような制約のある
オーダーシステムには考え方が大きく
わけて2つあります。

一つは上記のような生産性をあげ、
コストを下げるために採用される場合。

もう一つはブランドのカッティングや
世界観を守るために採用する場合です。

イージーオーダーやフルオーダーは、
どちらかというと顧客の身体に服を
合わせるのに対して、

コレクションブランドなどはブランド
イメージが運営上、最も大事な要素。

そのためブランドを象徴するような
シルエットが決まっているので、
身体に合わせすぎることで、下手な
シルエットにしてまでブランド
イメージを損したくないという意図が
あります。

身体に合わせすぎず、そのブランドの
カッティングを守るためにあえて
自由度は捨てパターンオーダーを選択
しているという事、

要するに各メーカー、ブランド独自の
アイデンティーを守ることが大切で、
「こだわり、スタイル、仕様規格」を
優先するという事ですね。

それ以外には、運営側にオーダーの
ノウハウがなくても済むなどの事情も
あります。

今、主流になっているパターンオーダーも、
決して安かろう、悪かろうではないことを
覚えておくとオーダーをする上で、より
理性的な選択につながると思います。

これから色々なショップでのオーダーを
お考えの方には、これまでお伝えして
きた事は大事な予備知識として参考に
して頂ければと思います。

また、なんとなくネット上では
パターンオーダーが軽視されているような
風潮も見られる事もあります。

おそらく価格帯での判断からかも
しれませんが、でもその価格帯にしろ
クオリティーにしろ最も幅の広い方式が
このパターンオーダーです。

実際に1万円や2万円台からできるお店も
ありますし、またデザイナーズや
ラグジュアリーブランドが手掛ける
パターンオーダーは100万円を軽く超える
ものまで存在します!

なのでこれからオーダーするぞと、
ショップに行かれた際には、
パターンオーダーがどういった程度の
ものなのか見極める必要があるかも
しれません。

いずれにせよ上記でお伝えしてきた、
オーダーの3つの種類・方法、

はじめてオーダーする人、一般の人には
見極めが難しい世界ですが、現時点では
上記でお伝えしてきた事、これだけ覚えて
おけば、十分です。

「パターンオーダー」「イージーオーダー」
「フルオーダー」いずれにせよ、全て
オーダーメイドです。

極端なところ「オーダーした!」という
満足感を得ることはできるのです。

まとめ

では、簡単にまとめます。

まず、フルオーダー、

このフルオーダーはなんとなく
分かると思います。

全て自分の好きなようにいじれる、
オーダーの中では最高のオーダー。

あと、たま~にセミオーダーとか
言われる人もいらっしゃいますが、

セミオーダーというのは、
パターンオーダーとイージーオーダー
という2つの種類にさらに別れます。

パターンオーダーは、色・柄が選べる既製服。

とは言っても既製品と違って受注してから
お仕立てするので、オーダーには違いありませんが、
ただ「身体に合わせる」のではなく身体に合う
「サイズを選ぶ」という感覚のオーダーです。

既製品(採寸ゲージ)のような、決まった
形のものを着て、袖丈や着丈のみを少し
いじる感じです。

これらはお店にもよりますが、ラペルの形、
ジャケットの形などは選べることが多いですが、
いじれる部分はそれほど多くはありません。

しかし、生地も自分で選べて好みの色柄も選べ、
比較的オーダーの種類の中でもコストも安価な
事から、はじめてオーダーをする方には人気が
あります。

あと、イージーオーダーはパターンオーダー
よりも、もっといじれる部分が多いです。

フルオーダーは自分用の型紙も作るのに対し、
イージーオーダーは型紙は決まっています。

でも、あらゆる型紙で対応でき、股上や肩の感じ、
ベントの長さ等、とても細かい部分まで対応可能。

ただ、パーターンオーダーに比べて値段は少し
高めになりますが、

フルオーダーと比べると安価なので、大抵の
スーツに気を使う方はイージーオーダーを
選択される方が多いように思います。

流れとしてはパターンオーダーも
イージーオーダーも同じです。

まず、生地を選んで、採寸、形などを相談
しつつ、裏地やボタン、細かい部分の調節
などを行います。

順不同ですが、行程としてはどこも同じような
ものでしょう。

ただ、受け取りまでの期間は1~2ヶ月程度
かかります。

今回のこの記事が、これからオーダースーツや
オーダージャケット、パンツ、ベスト、
オーダーシャツ、オーダーコートなどを
仕立てようと考えている方のお役に立てれば
幸いです。

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