靴の種類【男の靴の基本15型メンズシューズ(保存版)】
まず知っておくべき、
靴の基本15型+1を実際の型の靴を
画像付きで分かりやすくお伝えいた
します。
多種多様なバリエーションを有する
本格革靴のデザイン。
とはいえ、その基本的なものは
ここにご紹介する15型+1。
これらの差異を理解し、
自身の靴選びの手引きにして下さい。
目次
ストレートチップ
先飾りの付け根に横一文字の
切り替えが入った伝統的、かつ
フォーマル度の高いドレスシューズ。
つま先全体を覆うように革がかぶせ
られている形状から「キャップ トゥ」
とも呼ばれている。
プレーントゥ ダービー
ダービーは外羽根靴の英国名。
羽根が大きく開き甲の調節が
容易なことが主な特徴。
トゥ部分に切り替えや飾りが
なく、外羽根仕様(ダービー)の
シンプルなデザイン。
シンプルゆえに、幅広いシーンで
活躍してくれるスグレモノ。
シンプルなプレーントウなので幅広い
場面で活躍が期待でき、また羽根の
開きを調節しやすく、甲高の人にも
安心。
プレーントゥ Vフロント
つま先に切り替えや飾りがない
プレーントゥで、外羽根の形状を
V字型に切り替えたスタイル。
カジュアルシーンはもちろん、
ちょっとしたドレスアップを
要する場にも似合う汎用性が魅力。
ビスポークやセミオーダー靴に
よく見られる。
ウイングチップ
トゥ部分の切り替えが、まるで翼の
ようなW字型をしているデザインが
主な特徴。
穴飾り(メダリオン)をあしらった
ものも多く、華やかなカジュアル感を
演出する際に重宝するスタイル。
縫い目やつま先の穴飾りは、元来水
はけをよくするための工夫。
モンクストラップ&ダブルモンクストラップ
ジューレースがなく、バックル留めの
ストラップで甲を押さえるタイプの靴。
かって、アルプスの修道士(モンク)が
履いていた靴を起源とすることが名前の
由来。
スマートな印象を演出してくれる、
人気スタイル。
ダブルモンクストラップ
2本のストラップをもつ幅広の飾り帯で
甲を押さえる仕様。
英国のウィンザー公が特注したものが
出自とされ、ストレートチップを典型
とする。
Uチップ
モカステッチにより、U字型にアッパーを
縫い合わせたデザインが主な特徴。
その縫い方の形状によっては、Vチップと
呼ばれることも。
元々はカジュアル向きで、カントリー
スポーツ用であったが、昨今はビジネス
の場でも許容。
ホールカット
一枚の革でアッパーを包み込みように
仕上げたスタイル。
ヒール部分以外に継ぎ目を作らない
ために、高い技術力が必要なことも
特筆すべき点。
ドレッシーな足元を印象づけるのに
役立つ。
オペラパンプス
アッパーとサイドを浅くカットし、
アクセントとして華やかなシルクリボン
があしらわれているのが特徴的な
フォーマルな装いに合わせるエナメル
革製のシューズ。
ドレス靴の最高峰といえる。
サイドゴアブーツ
サイドに伸縮性のあるゴムを配した
デザインが特徴的なアンクルブーツ。
かのビートルズが愛用し、1960年代に
大流行したことはあまりにも有名。
「チェルシーブーツ」とも呼ばれている。
サイドエラスティック
アッパーの両サイドにエラスティック
(ゴム)をあしらった、いわゆる
スリッポンの一種。
ゴム部分を、並べた革帯で隠すような
デザインが一般的だ。優雅な足元を
演出する際に重宝。
プレーントウ ギブソン
履き口を、バックル留めのストラップで
履き口を押さえサイドバックルで留める
スタイルのシューズ。
モンクストラップのシューズよりも
ラグジュアリー感に富み、昨今のスーツ
スタイルの足元を飾るアイテムとして
人気急上昇中!
ローファー
脱ぎ履きがしやすいことから
「ローファ-(怠け者)」と名づけ
られた、U字のモカステッチが特徴の
スリッポンタイプのシューズ。
アメリカンカジュアルのスタンダード
アイテムとして人気だ。
サドルシューズ
馬の鞍を意味する「サドル」と呼ばれる
革の切り替えが甲部に入ったデザイン。
コンビ仕立てにされることも多く、その
組み合わせ次第で様々なバリエーション
がある。
アイビーボーイの必携アイテム。
ジョッパーブーツ
足首へ巻きつくように配された
ストラップが特徴的な、乗馬用のブーツ。
起源は1890年代の末期だが、ファッション
としての登場は1930年代頃。
「ジョドパーブーツ」と発音される
こともある。