スーツ用ハンガーの正しい選び方【型崩れや劣化を防ぐ】

ハンガーには「正しい選び方」がある！

まず、あなたは今まで、好みのデザイン
だけでハンガーを選んでいませんで
したか？

今回は、スーツ＆ジャケットの
サイズに合った「正しい選び方」に
ついてお伝えします。

間違ったハンガーを使うと型崩れしやすい！

型崩れの一番の原因は、
スーツ＆ジャケットとのハンガーの
サイズがあっていないことです！

あなたの大切なスーツ＆ジャケットに
あった、正しいサイズのハンガーを
選ぶ事が最重要ポイントとなります。

【重要】大きすぎるハンガーは？

前の打ち合わせが斜めになり、袖の
部分が出っ張ったりする！

【重要】短すぎるハンガーは？

肩の部分が出っ張る！

【重要】平らなハンガーは？

後ろの部分が突っ張る？

正しいハンガーを選ぶ事！

大切なスーツやジャケットを長く
着るためには、正しいハンガーを
選ぶ事です。

スーツやジャケット、コートと
いった類の衣服は、人間の体型や肩
のラインに合わせた立体的な作りに
なっています。

これを崩さないようにするには、
ハンガーに掛けるときも人が着ている
ような形に近い状態でキープする必要
があります。

薄いハンガーや、針金ハンガーに
スーツを掛けると、襟元が崩れ、
シワができやすく、立体感をキープ
することができず劣化につながって
しまいます。

ですので、スーツを掛けるなら、
軽く丸みを帯びた立体的なハンガーを
選ぶ事です。

肩口に当たる部分は4cm以上（5cm程度）
の幅があれば、スーツの肩部分のライン
を上手く整えて収納することができます。

スーツの肩幅のラインに応じて、適切な
ハンガーの大きさも変わってきますので、
スーツにぴったりと合うハンガーを見つ
けることが大切です。

ハンガーの素材について！

ハンガーの素材には大きく分けると、
木製とプラスチック製の2種類があり
ます。

木製のハンガーには、着用した
スーツやジャケットの湿気を上手に
取り除いてくれる効果があります。

ただ、除湿剤ほどの高い効果がある
ワケではありません。

あくまで付加価値程度のものだと
考えておいてください。

また木製のハンガーには黒や
ブラウンなど、さまざまなカラーの
ものがあるので、好みに応じて選ぶ
こともできます。

プラスチック製のハンガーの中にも
優れモノがあります。

厚みはもちろんですが、パンツを
かける部分にゴム素材を使用し、
その上からバネ状の押さえが付いて
いる、パンツがずれ落ちにくい作りに
なっているものも中にはあるのです。

ブランドのスーツはもちろん、
しっかりと収納・保管してスーツを
いたわり長持ちさせることができる
ような理想のハンガーを使っていき
ましょう。

シルエットが綺麗なスーツを着ると
気持ちもグッと引き締まります。

安心してスーツスタイルのお洒落を
楽しみたいものですね。

それでは次にそのコツについて
お伝え致します。

ハンガーサイズの測り方①②

①洋服のサイズを計る:洋服の
　両肩の肩先まで直線距離で測る。

②計った直線距離から1cm～2cm
　引いた数値が、ハンガーの肩幅
　サイズの目安となる。

ハンガーがない！と迷った時は？

ハンガーのサイズは2cm～3cm刻みが
ほとんどです。

測り方で44cmがちょうどいいサイズ
なのにその大きさのハンガーがない、

と迷った方は小さめを選ぶ事です。