ブラックスーツを仕事で着るのは日本だけ?
目次
ビジネスシーンで着るスーツは?
結論から言うと、
ビジネススーツの基本の色は
ネイビーかグレー+(プラス)
ブラウンです。
(※ブラウンは第3のカラー)
黒のスーツは日本だけ!
黒のスーツが当たり前のもの
として、仕事で着用している人を
意外と多く見受けます。
しかしながら欧米ではほとんど
いないというのが実情です。
黒のスーツはどんなシーンで着るの?
英・米・伊などスーツ文化の
歴史を持つ欧米諸国では、黒は本来
フォーマルな色と位置づけられている
事から、ビジネスには用いないのです。
海外と取引があるなら?
海外との取り引き等があるのであれば、
なおさら、黒ではなくネイビーかグレー
を意識するのが望ましい。
日本と異なり欧米では、黒はタキシード
やモーニングに用いられる色としての
認識が根強く、ビジネスで黒のスーツは
避けるのが一般的。
黒のスーツはパーティーや葬儀など、
フォーマルな場に限定されているから
なんですね。
なので海外の人が日本に着た時に、
ビジネスシーンで黒にスーツを着て
仕事をしていたのに驚いたそうです。
中には「今日は誰か亡くなったのか?」
とか、いう人もいたとか!
それくらい、日本では当たり前に黒の
スーツをビジネスシーンで着ていますが、
海外の方、特に英・米・伊の人達から
したらあり得ない、という事なんですね。
第3のスタンドカラー!
昨今は第3のスタンドカラーとして、
柔らかな印象を装えるブラウンカラー
のスーツも定着しています。
スーツは相手へのおもてなし?
スーツは自分をどう見せたいか、
色を選ぶところからその意思、そして
理解度は問われるという事です。
くどいようですが、ブラックスーツは
ビジネスシーンではNG、という事は
これから先、絶対に知っておきたい
ところです。
スーツの色の効能(ネイビー)
各国の首脳も選ぶ国際的スタンダード
カラーはネイビー
無地または控えめな柄ゆきの
ダークネイビースーツは、ビジネスに
おける装いの国際的スタンダードと
されています。
フレッシュで若々しく、実行力を
アピールするのにも効果的なカラー
です。
また、英国海軍の制服がそのルーツ
とされ、誠実でタフな男の象徴として、
仕事服の世界基準色にふさわしい色と
なるのがネイビー。
各国の首脳陣が集まる国際政治の場や
ロンドンのシティに代表される金融業界
などでも、相手への敬意や信頼感を
与えるためネイビースーツが最も多く
着用されているという事なんですね。
◆規律を重んじ誠実でタフな印象
◆敬意を表し、信頼感を獲得できる
◆清潔感があり爽やかで若々しい
スーツの色の効能(グレー)
日本ではビジネスシーンで着る
スーツの色はネイビーが定番色と
されていますが、欧米ではこグレー
こそがエグゼグティブなビジネス
マンが着る色とされています。
特にチャコールグレーは「品格のある」
「洗練された」この色の持つイメージは
「品格」や「洗練」などです。
スーツは単なる制服としてではなく
「自分を表現するもの」として考えて
いる欧米人にとって「品格」を表す
ことができるこのチャコールグレーを
選ぶ事は必然なのかもしれないと
言われているほどです。
海外へ出張が多いビジネスマンの
方には、初対面の相手に好印象を
持ってもらうためにはおすすめの
色です。
また同じグレーの中でも定番の色が
ライトグレー。
どちらかというと春夏のイメージがある
「ライトグレー」ですが、この色は
「冷静」「慎重」「クール」などの
イメージがあります。
切れ者で仕事が出来る印象をつくり
だしたいという人には最適な色ですね。
【知って得する】謝罪(お詫び)スーツ?どんなスーツなら失礼が無いのか?
ビジネススーツ、冠婚葬祭用のスーツ、
これらのシーン以外にも、もう1つ
覚えておきたいシーンでのスーツの
装いがある。
それは「謝罪スーツ(お詫びスーツ)」
仕事でのミスやクレームにより、相手先
へ謝罪も含め訪問するシーン。
どんなスーツ?色や柄は?
チャコールグレー&ダークグレーの
シンプルな無地のスーツ(濃い紺OK)
(※ピークドラペルスーツ、
ダブルスーツ、ジャケパンはNG)
シャツの色や柄は?
白のブロードのレギュラーシャツ。
セミワイド(襟)でもOK
(※ボタンダウンは基本NG)
どんなネクタイ?色や柄は?
グレーが紺系の無地。
もしくはマイクロ小紋。
どんな靴?色は?
内羽根の黒のストレートチップ。
そして靴下はロングホーズ。
小物やアイテムについては?
チーフや、タイバー、カフスリンクは
一切NG。また時計に関しては、一目で
メーカーが特定しにくい時計を。
謝罪(お詫び)スーツは、印象に残す服ではないという事!
全体的に明るい色味、柄もチェックや、
はっきりとしたインパクトのあるスト
ライプは避ける事。
謝罪よりも服装が目立ってしまっては
いけない。
反省している雰囲気のある濃い紺や
チャコールグレー&ダークグレー
といったシンプルな無地のスーツが
基本。
黒っぽい地味なコーディネートが
望ましい。
但し、黒スーツは逆にマイナスに映る
恐れもあるので、無彩色で落ち着いた
印象のあるチャコールグレー&ダーク
グレーが無難。
装飾品は一切NGで、あとはひたすら
基本に則った正統アイテムを!